特集令和6年人事院勧告
〜国家公務員の給与及びボーナス等〜
初任給は大卒、高卒とも2万円超引上げ
人事院(川本裕子総裁)は8月8日、民間給与との較差を埋めるため、令和6年の国家公務員の給与(月例給)およびボーナス(特別給)を引上げる旨国会と内閣に勧告した。給与は1万1183円(2.76%)、ボーナスは年間4.60月(0.1月増)引き上げる。給与の引き上げ幅は平成3年以来、33年ぶりの高水準。また、採用市場での競争力向上のため、初任給について総合職(大卒)で2万9300円、一般職(大卒)で2万3800円、一般職(高卒)で2万1400円とそれぞれ大幅な引上げを求めている。人事院では「若年層に特に重点を置きつつ、全ての職員を対象に全俸給表を引上げ改定」したとし、とくに「おおむね30歳台後半までの職員に重点を置いて改定」を行ったとしている。(写真は人事院の川本総裁(左)から勧告を受け取った岸田首相=8月8日、首相官邸。時事)
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