特集春闘特集
2024年 春闘特集 IV
加重平均で1万5616円・5.17%
昨年、新型コロナの感染症法上の分類が「5類」に引き下げられて以降、インバウンド消費や円安に伴う輸出に好調さが見られた一方で、物価上昇による国内消費の低迷など不安要素を抱えたなかで迎えた2024年春闘。連合(芳野友子会長)が5月8日に公表した第5回回答集計結果によると、平均賃金方式で回答を引き出した3733組合の加重平均は1万5616円・5.17%(昨年同時期比4693円増・1.50ポイント増)、このうち300人未満の中小組合2480組合は1万1889円・4.66%(同3561円増・1.31ポイント増)となり、4月末時点の結果としてはいずれも、比較可能な2013年以降で額・率とも最も高い結果となっている。
News
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- デロゲーションや勤務間休息で隔たり(厚労省研究会が労使にヒアリング)
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- 労働経済指標
特集特別寄稿
今春闘を振り返って
中小企業の賃上げの課題は価格転嫁と生産性向上
特集トピックス
2024年度労働保険の年度更新手続きの要点
6年ぶりの労災保険率改定に注意し7月10日まで手続きを
判例詳解
連載271 日本郵便株式会社事件(令5・12・22 神戸地裁判決)
制服着用の更衣は指揮監督命令下の労働時間
連載人手不足時代の採用・定着に繋げる!ハローワーク活用術
第11回 職種別求人票の実例⑧ ~販売~
週休2日や土日休暇の計画的取得を紹介し 他社との差別化や職場環境改善をアピール
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第63回 江戸時代のサラリーマンの生活
「桑名日記」で見る狐に化かされた娘の話など
連載税務相談百例
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退職金の取扱いについて
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- 労働安全衛生法労働安全衛生法で義務付けられる歯科健診/雇入れ時には健康診断と両方の実施が必要か
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