特集2023年夏季一時金予想
1 解説/ 2023年夏季一時金の展望
コロナ禍からの本格的回復で増加幅拡大へ
特集1では、三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主席研究員の小林真一郎氏に「2023年夏季一時金の展望」を解説いただく。物価上昇や海外経済の減速に伴う下振れが懸念されるものの、国内景気は緩やかに持ち直している。今夏一時金の展望について小林氏は、「コロナ禍からの本格的な回復が続いている」として、「前年に続いて高めの伸びとなる」と見ている。とくにこれまでコロナ禍の影響が大きく回復が遅れていたサービス業など一部の非製造業でも、アフターコロナ期への移行に伴って増加が見込まれると予測している。 2 資料①/令和4年民間主要企業夏季一時金妥結状況(厚労省調べ) 平均額は前年比7.59%増の83万2340円 資料①では厚生労働省の「令和4年民間主要企業夏季一時金妥結状況」を掲載する。平均額は前年比7.59%増の83万2340円だった(調査は資本金10億円以上、従業員1000人以上の労働組合がある企業381社から行った)。
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< 108 >技能実習制度廃止から考える転職の重要性
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男女雇用平等参画状況調査
管理職に占める女性割合は17.0%にとどまる
東京都調べ
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- 労働基準法「時間単位年休」の労使協定で定める1 日の所定労働時間数/シフト制で特定できない場合はどのように定めたら良いか
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