特集「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」のポイント
仕事や業務に資する場合は、学び・学び直しの費用を企業が補助を
厚生労働省は6月29日、「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を公表した。企業・労働者を取り巻く環境が変化する中、ガイドラインは「労働者の自律的・主体的かつ継続的な学び・学び直し」の重要性と、学び・学び直しにおける「労使の協働」の必要性を強調しており、「I基本的な考え方」、「II労使が取り組むべき事項」、「III公的な支援策」の3部で構成されている。中でも第II章は、労使が職場で取り組むべき事項を13項目に分けており、例えば「学び・学び直しのための費用の支援」では、「労働者が自己啓発として仕事や業務に資する外部の講座を受講する場合には、その受講費用を補助する」等と取組例が示されている。特集では、ガイドラインのポイント紹介と併せて、別冊で紹介されている企業事例の一部も掲載する。また、資料としてガイドライン第II章全文と第III章の公的支援策を一部抜粋して掲載する。
News
- 額7562円、率2.27%で4年ぶりに前年上回る(経団連・大手の賃上げ妥結結果(最終集計))
- インボイス制度の導入時期延長求める(日本商工会議所が政府等に要望)
- 最賃引き上げ、過去最大の31円を提示(全国平均961円、大阪で1000円台へ 22年度改定で目安を答申)
- 男性の育休取得率13.97%で過去最高(2週間未満が減少傾向に 厚労省調査)
- 雇用保険の基本手当日額を変更(8月1日から実施 厚労省)
- 資金移動業者の資金保全が肝に(「賃金デジタル払い」で局長が考え示す)
- 女性活躍の具体的取組の発信が重要(「男女間の賃金差異」で局長が考え示す)
- テレワーク実施率は過去最低の16.2%(日本生産性本部「働く人の意識調査」)
- 早期・希望退職実施は前年より減少(東京商工リサーチが調査)
- 今月の資料室
連載Labor Radar
-最新の労働トピックをお届けします-
Vol.129
連載「うちに制度はない!」と言わないために 改正育児休業制度総ざらい
第1回 個別周知・意向確認の措置と雇用環境の整備
口頭で妊娠・出産を申し出た場合も措置を実施する必要あり
連載中小企業向けの わかりやすい!運用しやすい!就業規則
第4回 試用期間と採用内定取り消し
社内試験制度の明記で能力の客観的判断と教育の連動を
連載職場トラブル解決のヒント!
< 99 >不正調査と自宅待機命令
労務相談室
- 労働基準法振り替える休日を半日ずつ2回に分けて付与したい/法的になにか問題ないか
【先見労務管理】読者会員専用サイトでは以上の記事の全文(PDF)を閲覧できます。