特集職場における熱中症対策強化のポイント
事業者に「体制整備」などを義務づけ
令和6年の職場における熱中症による死傷災害が最多となるなど、職場の熱中症対策は喫緊・重要な課題となっている。このような状況のなか、熱中症の重篤化を防止するため、労働安全衛生規則の一部を改正する省令が今年6月1日に施行された。これによって、熱中症のおそれがある労働者を早期に見つけ、その状況に応じて、迅速かつ適切に対処することにより、熱中症の重篤化を防止するための「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が事業者に義務づけられた。対象となるのは「WBGT28度以上又は気温31度以上の環境下で連続1時間以上又は1日4時間を超えて実施」が見込まれる作業とされている。特集では、改正省令の施行に合わせて発出された通達の内容を中心に、熱中症対策強化のポイントを紹介する。
News
- 最低賃金引上げに向け最大限に取り組む(政府が「骨太の方針2025」を閣議決定)
- 額は1万1826円、率は4.35%(経団連・中小の賃上げ回答状況(第1回))
- 男性の育休取得促進に向け制度整備を(同友会が“共働き・共育て社会”で提言)
連載Labor Radar
-最新の労働トピックをお届けします-
Vol.161
連載ジョブ型時代の職務分析のススメ
第27回 ジョブ型人事(職務給)の企業事例~分科会報告資料より~⑰
個別の領域に特化した人材と複数の領域をまたぐ人材の共存を目指す
連載わかりやすい賃金制度の話
07 基本給を組み立てる~賃金テーブルの基礎知識
賃金テーブルの設計のバリエーションや工夫のしかたを知れば戦略的な賃金体系が実現可能に
連載職場トラブル解決のヒント!
< 134 >セクハラチェックリスト
ファイルデータファイル
経済社会情勢の変化に対応したキャリアコンサルティング(抄録)
キャリコンに求められる「開発型」の支援
厚生労働省研究会資料より
労務相談室
- 労働保険徴収法業務中の災害による労災保険の手続き/メリット制により労災保険料が上がるのか
【先見労務管理】読者会員専用サイトでは以上の記事の全文(PDF)を閲覧できます。