業績好調な業種ではさらに積み増しの可能性 ダイジェスト一覧

特集2024年年末一時金の展望

業績好調な業種ではさらに積み増しの可能性

 景気はようやく足踏み状態を脱し、個人消費や設備投資といった国内需要を中心として緩やかに持ち直している。このような状況のなか、今期年末一時金はどのような見通しとなるのか。三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部の小林真一郎氏に2024年年末一時金の展望について解説いただく。小林氏は「2024年年末一時金を取り巻く環境は、近年まれに見る良好な状態にある」とし、最低賃金が1055円(+51円)と過去最大の引き上げ幅となったことも「年末一時金の支給増加を促す要因になる」と分析している。また、大企業については「『夏冬型』の企業が多いことから、夏並みの増加率が続くと考えられる」とした上で、「業績の好調な業種ではさらに積み増される可能性がある」とも見ている。

(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 調査部 主席研究員 小林 真一郎)

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令和5年「若年者雇用実態調査」

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