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特集雇用保険法等改正案の要点

雇用保険の適用対象を2028年10月に 週20時間以上から10時間以上へ拡大

 労働政策審議会職業安定分科会(分科会長・山川隆一明治大学法学部教授)は1月12日、厚生労働省から諮問された「雇用保険法等の一部を改正する法律案要綱」と、「子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案要綱」の雇用保険法等の一部改正関係についておおむね妥当と認めた。雇用保険法の改正関係では、2025年4月から2歳未満の子どもを養育するために時短勤務をしている場合に支給する「育児時短就業給付」を、同年10月からは教育訓練のための無給の休暇を取得した場合に支給する「教育訓練休暇給付金」をそれぞれ新たに設けるとしている。そして、2028年10月からは雇用保険の適用対象を週所定労働時間が10時間以上20時間未満の労働者にも拡大するとしている。今号では、雇用保険法等の改正案の要点を紹介する。

News

  • 働き方の多様化に対応した労基法見直しを議論(厚労省、学識経験者による研究会の初会合を開催)
  • デロゲーションの範囲拡大求める(労働法制見直しに向け経団連が提言)
  • 一般労働者賃金は過去最高の31万8300円(厚労省・令和5年賃金構造基本統計調査)
  • 日本経済は「緩やかな回復を続ける」(日銀が最新のリポートで分析)
  • 外国人労働者数は204万8675人で過去最高(令和5年10月末現在の届出状況)
  • 求めるのは金銭や人材育成・確保支援(「2024年問題」に関する企業の意識調査)

連載ジョブ型時代の職務分析のススメ

第10回 ILO第100号条約からみた職務分析と職務評価の位置付け⑦

賃金の公平により募集・採用で優位となるほか企業の魅力や訴訟リスク低減にも寄与

(特定社会保険労務士 NIC社会保険労務士法人・代表社員 永田 幸江)

連載中小企業向けの わかりやすい!運用しやすい!就業規則

第21回 賞与と退職金

相対的必要記載事項につき定める場合は規定が必要

(執筆:北村庄吾 社会保険労務士(ブレイン社会保険労務士法人代表社員)監修:中原茂 弁護士(中原総合法律事務所代表弁護士))

連載職場トラブル解決のヒント!

< 117 >勤務態度不良を理由とした有期雇用契約の雇止め

(弁護士 岸田 鑑彦)

ファイルデータファイル

高プロ制度の適用労働者アンケート調査

適用労働者の87.7% が「満足」

労働政策研究・研修機構(JILPT)調べ

労務相談室

  • 労働基準法1年前の退職者から労働条件通知書を見たいと申し出/すでに廃棄してしまったので拒否をしたいが

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