給与引き上げ幅は月額3869円の高水準 ダイジェスト一覧

特集令和5年人事院勧告

〜国家公務員の給与及びボーナス等〜

給与引き上げ幅は月額3869円の高水準

 人事院(川本裕子総裁)は8月7日、民間給与との較差を埋めるため、令和5年の国家公務員の給与(月例給)およびボーナス(特別給)を引上げる旨国会と内閣に勧告した。給与は3869円(0.96%)、ボーナスは年間4.50月(0.10月増)引き上げる。給与の引き上げ幅は1994年の3975円に次ぐ高水準。また、テレワーク中心の働き方をする職員に対して、光熱・水道費等の負担軽減のために「在宅勤務等手当」(月額3000円)を新設するほか、フレックスタイム制を活用して週1日を限度に勤務時間を割り振らない「ゼロ割振り日」を設定することで週休3日も可能とする。人事院ではこれらの施策によって「多様なワークスタイル・ライフスタイルを実現」するとしている。(写真は人事院の川本裕子総裁(左)から勧告を受け取った岸田文雄首相=7日、首相官邸。時事)

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