特集施行まで1年!改善基準告示改正の要点-トラック編-
過労死等防止の観点から年間拘束時間を216時間削減、休息期間は1時間延長
厚生労働省は25年ぶりに「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準告示」)を改正し、2024年4月1日に施行する。トラック運転者については、1年の拘束時間を現行の3516時間から「原則3300時間」に、1カ月の拘束時間を原則293時間・最大320時間から「原則284時間・最大310時間」にそれぞれ削減するとともに、休息期間(勤務間インターバル)を現行の継続8時間から「継続11時間を基本、継続9時間を下限」とする。一方で、例外規定が増えたのも今回の改正の特徴と言える。今号では「トラック編」と題して、トラック運転者の改善基準告示の改正内容を紹介する。
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厚生労働省調べ
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