特集就業環境の変化と事務所衛生基準規則改正のポイント
一律の基準だけでなく多様な働き手を踏まえた調整を
事務所の照明基準や清潔、休養など職場における一般的な労働衛生基準の見直しなどが盛り込まれた「事務所衛生基準規則及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令」が昨年12月1日に公布・施行された(「作業面の照度」部分は令和4年12月1日施行)。ここでは、特定社会保険労務士の田中朋斉氏に事務所衛生基準規則を中心に改正内容のポイントについて解説いただく。田中氏は、規則改正の背景には職場における多様な働き手を前提とした「対応の必要性がある」と指摘した上で、規則改正への対応のみに着目するのではなく、「多様な視点から自社における就業環境を見直す機会」として捉えるべきだとしている。
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