特集春闘特集
2019年春闘特集 II
【インタビュー】経団連労働政策本部 上席主幹 新田秀司氏に聞く 経団連の春季労使交渉・協議の方針
選択の幅を広げ、賃金引上げのモメンタム維持を図る
先行き不透明ながら19年度春季労使交渉は全体としては良好な経営環境の下での展開と見込むのが経団連の考えだ。交渉に際し、その対応指針を毎年示している経団連の「経営労働政策特別委員会報告」。2019年版では賃金をはじめ処遇について、「間口」を広げて改善を進める方向を示している。月例給与の引上げに「こだわる」連合方針との違いが鮮明だ。報告は賃金引上げについて、ベアや賞与・一時金など多様な方法を列挙するとともに、「総合的な処遇改善」について多様で柔軟な働き方や福利厚生、自己啓発支援を柱に積極的な検討を呼びかけている。また、複数年度を見据えたベアの検討も提案するなど各社の実情に応じた対応への間口を広げ、選択肢も増やした。一方、中小組合における連合の要求方針に一定の理解を示すも「10,500円以上を目安」とする妥結水準に懸念も示した。経労委報告の作成にたずさわった新田秀司上席主幹に聞いた。(聞き手・編集部)
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