特集定年延長~事例から学ぶ導入のポイント~
労働力人口の減少、採用難を背景に 就労意欲のある高齢者の活用が広がる
少子高齢化により若年労働力人口が減少し、企業においては人材の獲得が困難となっている。一方で、定年後も働きたいと考える高齢者は増えており、明治安田生活福祉研究所の調査では、50代男女の約7割が定年後、「継続雇用」を希望している。また、厚生労働省の調査によると、定年を65歳以上とする企業は2万6592社(2017年)と、前年と比較して2115社増加するなど、就労意欲の高い高齢者の活用に向けた動きが広がっている。 特集では、10月の「高年齢者雇用支援月間」に合わせて「定年延長」に着目し、定年延長を行った日本ガイシとすかいらーくホールディングス、2社の事例を紹介する。また、参考資料として独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の「定年延長実施企業調査」と明治安田生活福祉研究所の「50代・60代の働き方に関する意識と実態」調査の結果を紹介する。
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Vol.87
連載「多様な働き方」時代の賃金設計
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賞与決定の「基本方針」を定める
連載同一労働同一賃金時代のパート賃金
第17回:実践⑪ 新・パート人事制度を設計する(3)
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< 53 >有期契約社員の休職申し出への対応はどうすればよいのか?
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