特集春闘特集
2018年春闘特集 II
【インタビュー】経団連 労働政策本部 上席主幹 新田秀司氏に聞く
3%賃金引上げの期待を踏まえ近年より高い年収水準の引上げを
2018年版経労委報告の内容と賃上げへの対応方針
経団連は1月16日、経営側の春季労使交渉への対応方針などを示す「2018年版経営労働政策特別委員会報告」(経労委報告)を発表した。企業収益の拡大が続き先行きの見通しも明るいなか、政権からは3%賃金引上げの期待も表明されている。こうしたなかで示された経団連の経労委報告は、「賃金引上げへの社会的関心はこれまで以上に高まっている」とし、「3%の賃金引上げ」の「社会的期待」を意識しながら、自社の収益に見合った前向きな検討が望まれる、と背中を押した。連合の2%程度のベースアップ要求は幅をもった現実的な水準と評価したが、中小労組の1万500円以上を目安とする方針には現実から乖離していると厳しく批判した。今春の労使交渉の経営側の対応について、経団連労働政策本部新田秀司上席主幹がインタビューに答えた。(聞き手・編集部)
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