特集働き方改革関連法案要綱の概要
時間外労働の是正に向けた 罰則付き上限規制を盛り込む
労働政策審議会(会長:樋口美雄慶応義塾大学商学部教授)は9月15日、8本の法律改正からなる「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案要綱」について、労働政策審議会の各分科会・部会で審議を行った結果、「おおむね妥当」として、加藤勝信厚生労働大臣に対して答申した。 答申に先立ち同日開かれた労働条件分科会(分科会長:荒木尚志東京大学大学院法学政治学研究科教授)の報告には、高度プロフェッショナル制度の創設と裁量労働制の対象拡大について、労働者側委員から「対象業務の範囲の明確化、健康確保措置の強化といった修正がなされたが、長時間労働を助長するおそれがなお払しょくされておらず、実施すべきではない」との意見があったことを付記された。 特集では、要綱のポイントの紹介と要綱の全文を掲載する。
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- 最優秀賞は株式会社きむら(高年齢者雇用開発コンテスト)
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特集トピックス
テレワークのさらなる普及促進を図る
〜「働く、を変える日」テレワーク・デイ報告会〜
連載Labor Radar
-最新の労働トピックをお届けします-
Vol.76
連載「多様な働き方」時代の賃金設計
<28>実際に賃金制度を構築する-製造業P社のケース-②
新しい月例賃金の体系を組み立てる
連載同一労働同一賃金時代のパート賃金
第5回:パートの離職が続く理由
職務(役割)評価に至った過程
連載職場トラブル解決のヒント!
< 41 >間違えたら意味がない!? 就業規則、賃金規程の取り扱い
労務相談室
- 労働基準法時間外割増賃金の定額残業代について/年俸額に含めて運用することは違法か
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