特集雇用保険法等の一部を改正する法律案のポイント
失業等給付に係る料率が 2/1000ずつ引き下げに
政府は本年1月29日、「雇用保険法等の一部を改正する法律案」を国会に提出した。法案は雇用保険法、労働保険徴収法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、高年齢者雇用安定法などの一部改正をあわせたものとなっている。 法案の主な内容は①65歳以降新たに雇い入れられる高齢者も被保険者にし、64歳以上の保険料の免除を廃止、②雇用保険料率の引き下げ、③介護休業給付を休業前賃金の67%に引き上げ、④有期契約労働者の育児休業の取得要件の見直し、⑤介護休業の分割取得などとなっている。特集では、雇用保険関係、介護休業関係、育児休業関係のポイントについて解説を行う。
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