特集中途採用者採用時賃金の実態
製造業の全国・年齢平均額は男性26万円、女性19万7000円
厚生労働省職業安定局労働市場センター業務室が集計した「中途採用者採用時賃金情報」(令和3年10月〜令和4年3月)より産業別・男女別のデータを一部抜粋して掲載する。それによると、製造業では、全国・年齢平均額が男性26万円、女性19万7000円であった。都道府県別の最高額は、男性は東京都の33万4000円、女性が同じく東京都の27万1000円だった。これに対して最も低かったのは男性が岩手県と沖縄県の20万3000円、女性が青森県の15万2000円となっている。 この情報は、令和3年10月から令和4年3月までの6カ月間に、ハローワークシステムにおいて処理を行った雇用保険被保険者資格取得データのうち、雇用形態が新規学卒者を除く常用者を対象とし、採用時賃金を集計したもの。 なお、前回集計時(令和3年4月〜令和3年9月)の情報については、1月25日号に掲載しているのでご確認いただきたい。
News
- 平均額妥結は5219円、アップ率は1.97%(経団連・中小企業の賃上げ妥結結果(第1回集計))
- エイジレスに働ける社会の実現を(令和4年版「高齢社会白書」)
- 除外率、一律10ポイントの引下げなど提案(納付金対象拡大は見送り 労政審・障害者雇用分科会意見書)
- 労基署から荷主に配慮を要請へ(長時間の荷待ち時間防止などに 厚労省)
- 学生情報を選考などに活用認める(インターンシップの3省合意を改正)
- パートナーシップ制度、11月導入(都の条例改正案が可決・成立)
- 労災を自分ごととして解決策を考えていく(従業員の安全確保のコンソーシアム設立)
- 若年層ほど仕事以外の生活を意識(パソナ総研・コロナ後の働き方調査)
- 共通の課題に「モチベーションの管理」(出社・テレワークのマネジメント比較調査)
- 労働経済指標
特集トピックス
労働者協同組合法を“読む”
組合員を労働者として保護する観点から 組合との間に労働契約締結を義務付ける
判例詳解
連載248 株式会社アムール事件(令4・5・25 東京地裁判決)
記事執筆は役務提供に当たり報酬支払い命じる
連載先進企業に学ぶ!人事労務の取組事例
第2回 株式会社コーソル
育児支援手当として短時間勤務で 減額となった賃金の50%を補填
連載我が国の人事・労務管理のルーツを探る・第3部
第40回 江戸時代のサラリーマンの生活
「桑名日記」でみる桑名藩主松平定和の病気・死亡による穏便令とこれによる石取祭の中止(延期)
連載税務相談百例
連載<248 >
消費税インボイス制度
ファイルデータファイル
令和3年「労働組合活動等に関する実態調査」
9割以上が労使関係を「安定している」と回答
厚生労働省調べ
労務相談室
- 労働基準法1カ月60時間超える時間外労働に対する50%の割増率/休暇を付与すれば25%のままでよいと聞いたが
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