特集2018年夏季一時金予想
1 解説/2018年夏季一時金の展望
平均支給額は3年連続増加の37万1010円
特集1では三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部の土志田るり子氏に「2018年夏季一時金の展望」について解説いただく。土志田氏は、2017年10〜12月期のGDP成長率は前期比+0.4%と8四半期連続プラスとなるなど「日本経済は回復が続いている」とする。また、個人消費も持ち直し「目立ったマイナス効果は出ていない」と分析する。2018年度は、東京オリンピック開催を控えてインフラ建設の盛り上がりや首都圏での再開発案件の増加などが景気を押し上げると見込んでいる。2018年夏季一時金の見通しについては、一人あたり平均支給額は37万1010円(前年比+1.2%)と3年連続で増加すると予測。また製造業は50万9931円(同+2.3%)、非製造業は34万2442円(同+1.1%)になると見ている。
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