特集平成29年人事院勧告
〜国家公務員の給与及びボーナス等〜
公務員給与を4年連続引き上げ
人事院(一宮なほみ総裁)は8月8日、平成29年の国家公務員の月例給(給与)を平均0.15%(631円)、ボーナス(期末・勤勉手当)を0.1カ月分それぞれ引き上げるよう国会と内閣に勧告した。プラス改定となるのは4年連続。月例給に関しては、「行政職俸給表(一)」について民間の初任給との間に差があることなどを踏まえ、総合職試験、一般職試験(大卒程度)及び一般職試験(高卒者)採用職員の初任給を1000円引き上げる。またボーナスは、民間の支給割合に見合うように4.30月分から4.40月分に引き上げる。勧告内容について一宮総裁は「4年連続となる給与の引上げは、職務に精励している職員にとって、士気の一層の向上につながる」とコメントしている。特集では関連資料を掲載するほか、別冊付録には俸給表、民間給与実態調査を収録している。(写真は、人事院の一宮なほみ総裁(左)から勧告を受け取る安倍晋三首相=8月8日、首相官邸。時事)
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