特集春闘特集
2017年春闘特集 I
連合 総合労働局 総合局長 須田孝氏に聞く 連合の2017春闘要求の背景と内容
賃金向上は引上げ幅でなく個別賃金水準に光あてる
大手労組を中心に2月中旬にも今春闘の要求提出が始まる。連合の今春闘の賃上げ要求基準は昨春闘同様の2%程度を基準とするもの。これを受けて自動車総連や電機連合、JAM、基幹労連、全電線が加盟する金属労協は3000円以上の賃上げ要求基準を決定した。連合は要求基準を据え置いたが、先行き不透明感もあり、春闘をとりまく環境は昨年以上にきびしい。こうしたなか、連合は中小労組と非正規労働者の処遇改善に力を入れている。「底上げ・底支え」「格差是正」は今春闘にかける連合の思いを表現したものだ。さらに賃金の向上ではその引上げ幅でなく、個別賃金水準に光をあてる運動を強化している。そのために各産別の代表的な職種別賃金や地域の労働者の賃金水準の開示を行っている。今春闘の要求基準はどのような構想の基にうちたてられ、どのように交渉に臨むのか、連合の方針を総合局長の須田孝氏にお聞きした。(聞き手・編集部)
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基本給や福利厚生などについて具体例示す
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