特集2016年夏季一時金予想
2016年夏季一時金の展望
平均支給額は前年比0.5%増の35万8409円
特集1では、三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部の藤田隼平氏に「2016年夏季一時金の展望」について解説いただく。藤田氏は、2015年10〜12月期の実質GDPはがマイナス成長となった主因は「個人消費の弱さ」とし、日本経済は「横ばい圏で推移している」と分析する。一方で、2016年度は「緩やかに持ち直す」と見ており、とくに17年4月の消費税率引き上げを前にした駆け込み需要で伸びが高まるとしている。2016年夏季一時金の見通しについては「小幅増加の見通し」とし、具体的には、平均支給額は民間企業で35万8409円(前年比+0.5%)と2年ぶりに増加すると予測している。また、製造業は49万8332円、非製造業は32万5618円になると見ている。 2 資料①/2015年夏季・冬季賞与・一時金調査(経団連調べ) 非管理職は夏季77万7135円、冬季76万1824円 資料②/中小企業の賃金事情(東京都調べ) 平成27年の夏季一時金平均額は39万5335円 資料③/連合・2016春季生活闘争 第3回回答集計(4月1日発表)
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