特集春闘特集
2016年春闘特集 I
インタビュー 連合 総合労働局 総合局長 須田孝氏に聞く
連合の2016春闘要求の背景と内容
中小労組と非正規の処遇改善に光を当てて取り組む 大手労働組合からの要求が提出されるなど、2016年春闘が始動した。連合は2014年に6年ぶりにベア要求に踏み切り、15年も2年続けてベア要求を行った。その結果は2年連続で賃金水準の改善となった。今春闘は物価が1%未満で落ち着き、経済の先行き見通しの不透明感が強まるなど、足下の交渉環境は悪化している。こうしたなかで連合が打ち出したのは「2%程度」の要求方針。前年の「2%以上」の要求に比べると、交渉環境の変化が要求方針に滲み出た。連合が今春闘で力を入れているのが「底上げ・底支え」という中小労組と非正規労働者の処遇改善。大手労組はほぼベア3000円の要求で足並みが揃いそうだが、中小は大手との格差是正を目指し定昇込み1万500円を要求する。非正規労働者の時給は1000円が目標。この水準を獲得している労組は時給で37円の引上げをめざす。連合の今春闘の要求方針を須田孝氏に聞いた。(聞き手・編集部)
News
- 悪質なケースには事業所への立入検査も(厚生年金未加入問題について厚労大臣が見解)
- 平均妥結額は83万434円の高水準(厚労省・平成27年年末一時金妥結状況)
- 一般事業の雇用保険料率の本則を15.5/1000に(雇用保険法等の一部を改正する法律案要綱が答申)
- 12月1日時点の大卒内定率は80.4%(前年同期比では5年連続の増加)
- 労働経済指標
判例詳解
連載 171 サンビーナス事件(平27・6・26東京地裁判決)
適切な賃金計算なく固定残業代合意は無効
連載労働局NEWS
都道府県労働局の最新トピックをお届けします
NO.33
連載深める!知的財産関連法の基本理解
<第4回(最終回)>「職務著作」とその著作権の管理、TPPの合意事項について理解する
連載税務相談百例
連載< 178 >
平成28年度税制改正大綱の概要
ファイルデータファイル
平成27年「賃金引上げ等の実態に関する調査」結果
1人当たり平均賃金改定額は5282円、改定率は1.9%
厚生労働省調べ
労務相談室
- パート労働法一般社員のみに慶弔休暇制度/所定労働時間が同じパートには慶弔休暇を付与すべきか
【先見労務管理】読者会員専用サイトでは以上の記事の全文(PDF)を閲覧できます。