給与、ボーナスが7年ぶりに増 ダイジェスト一覧

特集平成26年人事院勧告

~国家公務員の月例給と期末・勤勉手当~

給与、ボーナスが7年ぶりに増

 人事院(一宮なほみ総裁)は8月7日、平成26 年の国家公務員の月例給(給与)と期末・勤勉手当(ボーナス)について、月例給を平均0.27%(1090円)、期末・勤勉手当を0.15カ月分引き上げるよう国会と内閣に勧告した。平成20年から給与、ボーナスとも引き下げ、もしくは据え置きが続いてきたが、プラスの改定となるのは7年ぶり。これにより、給与とボーナスを合わせた平均年間給与は1.2%(7万9000円)増えて661万8000円となる。一方、民間の支給実態に近づけることを目的に、平成27年度から3年間、「給与制度の総合的見直し」の実施が盛り込まれた。これは、若手や中堅層には支給配分を手厚くし、民間企業と比べ高いと指摘されている55歳以上は据え置くというもの。特集では関連資料を掲載するほか、別冊付録には俸給表、民間給与実態調査を収録した。(写真は、7日午前・首相官邸で人事院の一宮総裁から勧告を受け取る安倍首相。時事)

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