特集年次有給休暇のQ&A
時間単位付与の実施には労使協定が必要に
厚生労働省が昨年11月に発表した平成25年「就労条件総合調査」によると、年次有給休暇の平均付与日数は18.3日であった。一方で、労働者が取得した年休の平均日数は8.6日にとどまり、取得率も47.1%と前年(49.3%)から2.2ポイントの減少となっている。労働者にとっては身近な休暇制度の1つともいえる年次有給休暇だが、十分に取得・利用されているとは言いがたいのが現状だ。特集では、定年後再雇用者への年休付与の考え方やパート・アルバイトへの比例付与日数の計算、時間単位付与を実施する場合の留意点など、年次有給休暇制度の運用にあたって生じ得る様々な問題を全13問のQ&A形式で解説する。年次有給休暇の制度を有効に活用して、ワーク・ライフ・バランスの確立の一助にして頂きたい。
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